最近 「私の財産告白”」本多静六著 を読みました。
備忘録として内容を書いておきます。
内容
有無も言わさず月収から4分の1を天引きして、4分の3が自分の収入だと考えその範囲の生活水準で暮らして行くこと。
一杯の天丼を一杯だけ注文して舌鼓みを打つところに、本当の味わいがあり、食味の快楽がある。
財産(天丼)が今の倍あっても人生の幸福は倍にはならない。
人生の幸福というものは、現在の生活より、その生活の動きが上向きつつあるか、下向きつつあるかによって決定されて行くものである。
金銭的に不安のない状態になり、道楽として仕事をする。
給料とはその仕事に対する粕のような存在だ。
感想
雇われの会社員(教授)でありながら一代で財産と築いた著者の秘訣が、余すことなく理解できる著書でした。
書かれている内容としてはとてもシンプルです。質素倹約をし、貯蓄→投資の流れでお金を動かしていくこと。
資産運用に対する自己啓発書としてもいいのではないでしょうか。
また、著者の人を視る視点や考え方も、これだけの人物とはどんなことを考えていたのかを知れ、非常に参考になる部分があると思います。
何気なく読んだ本でしたが、オススメな本です。
ではまた!