皆さんは長時間通勤によって、どれだけの悪影響が出ているかご存知でしょうか?
通勤時間が長いことで、仕事の効率も悪くなり、ストレスも溜まり、健康も害します。
個人にとっても、日本にとっても良いことは1つもありません。
今回は通勤時間という無駄な時間を無くしてみて、気づいたことについて5つ書いていきます。
明らかに無駄な時間は減らして、より豊かな時間へと変えていきましょう!
関連記事:【多くの日本人が知らない】通勤のストレスによる人生の損失について【離婚、肥満、お金に大きく影響】
通勤時間を減らしたことで気づいたこと5選
1. 睡眠時間が増える
2. 疲れやストレスが減る
3. 自分の生産性を高められる
4. 人生を豊かに過ごせる
5. 自分の時間単価を意識できる
1. 睡眠時間が増える
睡眠が健康にとって一番大切なのは言うまでもありませんよね。
しかし日本人の睡眠時間は、世界の中で最も短いです。
経済協力開発機構(OECD)の2018年に行った調査によると、日本は加盟国の中で最も睡眠不足な国となっています。
アメリカ528分、中国542分、イギリス508分、フランス513分、おとなり韓国はワースト2位で461分となっており、日本は最低の442分。
日本は世界的には睡眠後進国なのです。
ではなぜ日本人はこんなに睡眠時間が短いのでしょうか?
原因としてあげられているのは下記の通りです。
- 働きすぎ
- 通勤時間が長すぎ
- スマホを使いすぎ
こんなに睡眠時間を削ってまで仕事をしているのに、生産性もそこまで高くありません。
実際社会に出て働いていても、効率的じゃないなと思うことは多くあります。
それは日本人が慢性的に長時間通勤、労働で疲れているので考えることがうまくできていないからだと思っています。
もっと効率よく、かつ健康的に働くためにも睡眠時間の確保は重要な課題です。
そのために通勤を減らして早く家に帰って、寝るまでのルーティンを終えましょう。
通勤が短くなれば朝の起きる時間も遅くてよくなるので、より睡眠時間を確保することができます。
しっかり寝られた日は、翌日の気分もすごく良いですよね!
2. 疲れやストレスが減る
通勤するだけで、すでに1日働いたんじゃないかってくらい疲れますよね。
東京の朝の満員電車は混み方が凄まじいので、20、30分でもかなりストレスがかかります。
電車がなぜ、そんなにストレスなのかは、
- ぎゅうぎゅう詰めになって移動する
- 他人の体臭、口臭、香水などにおいが気になる
- 電車が遅延する
- 殺伐とした雰囲気
- 痴漢の冤罪の可能性
- トイレにすぐ行けない
- 立ちっぱなしで疲れる
- ウィルスの感染リスク🆕
などあげればきりは無いですが、結局他人のマナーの悪さにストレスを感じることが一番多いのではないかと思います。
この満員電車に乗らずに済むようにするだけでも、大きく疲れやストレスが減ります。
コロナウィルスもあるし、満員電車に乗っている場合なのかな?っていう問題もありますけどね…
3. 自分の生産性を高められる
毎日通勤に使っていた時間を1時間でも自己投資の時間に使えれば、1ヶ月で20時間(1ヶ月の出勤を20日と考えてます)何かに取り組めます。
例えば、副業を始めてみたり、仕事に関する資格の勉強をしたり、転職の準備をしたりなど自分の労働力をより大きくするための活動ができます。
僕の場合は、筋トレと勉強、最近はブログを書くことに時間を使っています。
同じ時間でもせっかくなら自分の価値が上がる時間にしたいですよね!
4. 人生を豊かに過ごせる
通勤時間を減らすことで、朝と夜に使える時間が増えます。
個人的には今まで通勤していた時間を、自分の人生が豊かになる使い方をするのがオススメです。
自分の人生が豊かになる使い方というと、
- 朝に散歩する
- 家族や友人と一緒にご飯を食べる
- スポーツをする
- ゆっくりお風呂に入る
- 家族と過ごす時間にする
などを出来た時間でするのが良いかなと思います。
その為には長い時間通勤している暇はないし、定時になったらすぐ帰る必要があります。
自分が本当に大切なことに時間を使おう!
5. 自分の時間単価を意識できる
皆さんは自分の時間単価って知っていますか?
学生の時は時給900円とかでアルバイトしていたので、自分の時給を知っている人が多かったと思います。
しかし社会人になると基本給やボーナスなどがあり、そこから税金が引かれ、仕事時間も残業があって、計算するのもめんどくさいので知らない人が多いかなと思います。
例えば手取りで月給30万円の人で、平日5日、月20日を仕事しているとします。
9時から18時までの9時間を仕事の時間だとします。
僕はここに、通勤時間も仕事の時間として足して考えています。
給料は発生しませんが、仕事のための時間なので。
もし通勤が片道ドアツードアで1時間だとしたら8時から19時までが仕事の時間です。(11時間)
なので、
300,000円(月給)÷20日(勤務日数)÷11時間(1日の仕事時間)で1,363円がこの人の1時間あたりの時間単価になります。
勤務日数や時間、通勤時間は、人によって違うので試しに自分の時間単価を計算してみましょう。
自分の時間単価を上げて行くことが、より労力をかけず豊かになるための方法です。
月給を増やす、勤務日数を減らす、仕事時間を減らす、このどれかをやっていけば自分の時間単価は上がっていきます。
もちろん収入を増やすために勉強したり、転職するなどが重要ですが、通勤時間を短くして仕事時間を減らせば、これでも時間単価が上がるのでやはり通勤時間を減らすことをオススメします。
一度、自分の時間単価を考えてみましょう!
まとめ
僕は通勤時間は無駄だと思っています。
通勤時間を減らすことで5つメリットがあります。
- 疲れやストレスが減る
- 自分の生産性を高められる
- 人生を豊かに過ごせる
- 睡眠時間が増える
- 自分の時間単価を意識できる
よく言われるのは通勤することのメリットとして、
- 気分転換になる
- 本が読める
- 音楽が聴ける
- 人間観察ができる
- 運動になる
- ニュースを読む時間になる
- 仮眠が取れる
などがあります。
これに対して僕が考えるのは、
それは通勤しながらじゃないとできないことなのかな?
と言うことです。
むしろ通勤中に行うよりは、落ち着ける場所で集中した方が、より質の高い時間を過ごすことが出来ます。
誰もが望んでいない長時間の通勤を無理にポジティブに捉えず、根本的に解決することで、より豊かな人生の時間が手に入る世の中になれば良いなと思います。