こんにちは。まんぼうです。
皆さんは人生で一番大切なものってなんだと思いますか?
僕が人生で一番大切なものは、「時間」です。
家族、お金、健康、仕事など大切なものは多くありますが、これらを豊かなものにする土台として「時間」があると考えているからです。
時間は、お金をいくら払っても手に入れることが出来ません。
全員に平等にありますが、普段生活をしていると驚くほど早く過ぎていきます。
人が死ぬ前に後悔することの多くが、
「自分に正直になって人生を生きれば良かった」です。
人生で使える時間は、そう多くありません。
自分の人生をエンジョイするためにも、無駄な時間を使ってる暇は無いと思います。
無駄だと思う時間は無くして、正直に自分のやりたい事をやる時間に変えてみましょう。
そうする事で、人生が毎日楽しくなってくるはずです。
この記事では、人生の時間を確保するためになくした方が良いことについて書いていきます。
人生は短い!なのに人は移動に2年も費やしている
人は人生の時間をどのように使っているか、ご存知でしょうか?
仮に80歳まで生きるとすると、人生の時間は700,800時間になります。
睡眠や仕事などに使っている時間を引いていくと、下記の表のようになります。
用途 | 時間配分 |
---|---|
人生の時間 | 700,800時間(約80年) |
睡眠 | 233,600時間(約26.6年) |
教育 | 22,380時間(約2.6年) |
仕事 | 83,790時間(約9.6年) |
移動 | 18,332時間(約2.1年) |
食事 | 48,667時間(約5.6年) |
家事 | 42,340時間(約4.8年) |
トイレ | 7,300時間(約0.8年) |
風呂 | 14,600時間(約1.7年) |
テレビ | 75,494時間(約8.6年) |
スマホ | 78,597時間(約9年) |
健康寿命 | ▲87,600時間(約10年) |
残りの時間 | ▲11,900時間(▲約1.4年) |
一般的に言われている時間の使い方をしていると、人生の時間は足りなくなります。
この中には、睡眠、教育、仕事、食事、トイレ、風呂などの時間は、なくす事がむずかしいものもあります。
それ以外の、移動、家事、テレビ、スマホに関しては本人次第で時間の使い方を変えられる部分です。
テレビについては、無駄だと思えばテレビを捨てしまい、人生の娯楽として楽しむのであればとっておいて良いと思います。
僕はテレビを捨ててしまいましたが、一度も困ったことはありません。
スマホについては、現代人は仕事でも多くの時間をスマホに費やすため減らす事が難しいと思います。
ただSNSなどに使う時間は、自分にとってプラスになる事でなければひかえた方が良いと考えています。
家事については、この現代社会で多くの時短家電が登場しています。
お金で買える部分については、時間を買うつもりで購入して家事負担を減らしていけます。
ここで注目したいのは、娯楽でも仕事でもない「移動時間」に約2.1年を費やしているということです。
「移動時間」については、人生の時間で一番無駄な部分だと考えているので、ここはできる限り減らすべきだと考えています。
関連記事:【人生は短い】人生の時間|700,800時間をどう使うか?
通勤時間は無駄だということ
先ほどの表で、人は人生の中で18,332時間(約2.1年)を移動に使っていることを表しました。
移動時間の内訳は、小学校から大学の通学、社会人になってからの通勤時間を全て足したものです。
多くの人は1日に約90分を通勤に使っています。(出典:統計情報リサーチ)
この通勤時間が人生でどれだけ悪影響になっているか、一度考えていただきたいと思います。
・1日90分が1年、5年と積み重なるとどれだけの時間になるのか。(1年だと15日分の時間になります)
・満員電車で通勤をして、どれだけストレスがたまり疲弊するか。
・自分の時間単価を考えたときに、通勤時間分取り返せているのか。
・そもそも通勤って自分の人生でやりたいことなのか?
僕は人生の時間を豊かに過ごすために、3つの理由で通勤時間をできるだけ減らすべきだと考えています。
1、生産性の理由
朝の満員電車でのストレスと、通勤中立ちっぱなしでぎゅうぎゅうにされる疲労を蓄積したまま日々仕事をしています。
帰りは遅くなり、朝は早くなるので余裕が持てる時間が少なくなります。
そうした状況の中で人は、うまく物事を考える事ができません。
誰でも家に帰った時に疲れ切っていて
「もう何もしたくない、1ミリも動きたくない」
と思った時があると思います。
人は疲れていると思考停止してしまうものです。
僕も残業している時は生産性が低いなと感じますし、実際出社直後の半分もパフォーマンスを発揮できなくなっています。
なのに長時間通勤、長時間勤務を何年も繰り返すうちに、その状態が普通だと思い生産性の上がらない毎日を過ごすことになってしまいます。
2、健康の理由
健康のために大切なのは睡眠です。
睡眠時間を確保する事が、そのまま日々健康に過ごせるかに関わってきます。(特に年をとってくると余計そう感じます。)
日本人の睡眠時間は、世界の中で最も短いです。
経済協力開発機構(OECD)の2018年に行った調査によると、日本は加盟国の中で最も睡眠不足な国となっています。
アメリカ528分、中国542分、イギリス508分、フランス513分、おとなり韓国はワースト2位で461分となっており、日本は最低の442分です。
通勤にかけている時間をそのまま睡眠時間に回せれば、生活リズムはそのままでも大きく体調が改善されるはずです。
ではなぜ日本人がこんなにも睡眠時間が短いのでしょうか?
それは通勤に時間をかけ過ぎているからです。
夢のマイホームは郊外に立てるライフスタイルが、今までの都会で働く人のモデルとなっていたこともあり、みんなが長時間通勤を当然のこととしてきました。
最近は都心回帰の流れもあり都会の人口が増えているのは、ようやく今までの無駄に気づき、合理的に変化してきているからです。
3、時間の理由
通勤に使っている時間がなくなれば朝はゆっくりでき、夜は早く家に帰れます。
その時間を使って、家族と一緒にご飯を食べたり、スポーツをしたり出来るようになります。
自己成長したい人は勉強をしたり、副業をしてみるのも良いと思います。
会社以外の時間が増えることは、何物にも変えがたいものになると考えます。
僕はできた時間で、副業を始めることにしました!
関連記事:通勤という人生の無駄をやめて、自分の人生を生きよう【職住近接をおすすめする理由】
通勤時間を減らすには?
人生の中で通勤時間(移動時間)は無駄だと話してきました。
ではどうすれば良いかというと、職住近接のライフスタイルに変えていくべきだと僕は考えています。
住む場所を変える事が、一番手っ取り早く時間の使い方を変えられます。
通勤に片道1時間かかっていたのが、10分になるだけで1日の時間の使い方が変わります。
1日の時間の使い方が変われば、1ヶ月、1年と日々変わっていきます。
このささいな変化の連続で人生は変わっていきます。
経営コンサルタントの大前研一さんの言葉で、
人間が変わる方法は3つしかない。
1つは、時間配分を変える。
2番目は、住む場所を変える。
3番目は、付き合う人を変える。
大前研一(経営コンサルタント・起業家)
と言われています。
人生をより良く変えていきたい、成長したいと考えている人にとって、職住近接を実践することはとてもおすすめな方法です。
僕は社会人6年目になる時に、職住近接の生活に切り替えました。
最初は何か変わるかな?くらいでしたが、時間の使い方が変わると、物事の考え方も徐々に変わってきました。
仕事では成果を出せるようになり、副業に取り組むこともでるようになりました。
人は時間ができると、その空いた時間に何かしようと考えます。
早起きしようとか、仕事頑張ろうのようなモチベーションに左右される目標設定より、自分の環境を変える方が簡単に変化する事ができます。
関連記事:住む場所で人生が変わる理由は?結論|人は環境に影響を受ける生き物だから
まとめ:自分の時間の使いかたを見直そう
人生は人それぞれなので、必ずしも有意義な時間を過ごさなければいけない訳ではありません。
通勤するのが好きな人に対して、通勤をやめた方がいいとは言えませんよね。
ただ多くの人にとっては、自分の人生は通勤したいんだと思っている人は少ないはずです。
会社で決まっているから、特に理由もなく通勤している人がほとんどだと思います。
時間をどのように使うかが、人生をどのように豊かに過ごすかと繋がっています。
自分の時間の使い方を見直して見て、人生が満足いく使い方に変えていければ、より豊かな時間を過ごすことができます。
そのために通勤という無駄な時間をできるだけなくすために、職住近接の生活が良いと思っています。
要らないものは手放し、より充実した毎日にしていきましょう!
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