【新社会人必見!】若い人ほど都会での職住近接をおすすめする理由|人的資本に投資する

社会人になって10年、職住近接を続けて6年になりました。

僕は会社に就職してから最初の4年間は、片道1時間かけて通勤していました。

それまでは特に遠いという感覚はなく、それが普通だと思っていました。

今考えると、1日でも早く職場の近くに引っ越しておけば良かったと後悔しています。

それだけ通勤時間は無駄だったし、特に若い頃の時間は貴重だったと思います。

今20代の人たちには、職場の近くに住むことを強くお勧めしたいです。

職場の近くに住むことによる最大のメリットは、通勤時間を減らせることです。

通勤を減らせることによって自由な時間も増え、体力や精神的な面でも大きなメリットになります。

そして、このメリットが大きく受けられるのが若いときの時間です。

今回は若い頃の僕のような人に向けて、お勧めする理由について解説していきます。

関連記事:職住近接のメリットとは?【11選】

若い人ほど都会での職住近接がおすすめな理由

若いうちは仕事に集中できる環境に身を置いて、年収の伸びを加速させる

・金融資本に投資した場合

多くの若い人は、金融資産を持っていません。

20代で貯蓄がある人の貯金額の中央値は80万円です。

貯蓄がない人の数字も含めると貯金額の中央値は5万円になります。(出典:20代のリアルな貯金額はいくら? 皆はどのくらい貯めているのか

この少額の資金を株式などで運用しようとしても、元本が小さすぎて効率的な運用ができません。

(若いうちからやり方を覚える意味では、株式投資を始めることはお勧めです。)

仮に100万円を貯金して、その100万円を年率5%で10年間、新卒から32歳まで運用したとします。

すると複利で増えていくので10年後は、下記の表のようになります。

10年間で628,895円増やすことができました。

これ自体は素晴らしいことですが、投資の力では10年かけても約63万円しかお金を増やすことができません。

流石に10年間をこのお金だけで、普通に生活して行くのは厳しいですよね。

・人的資本を投資する

先ほど若い人は金融資産が少ないと話しました。

では若い人が持っている資産とはなんでしょうか?

それは自分自身です。

若い頃は、自分自身を労働という形で投資することが、最もリターンの大きい投資方法です。

その理由について説明します。

新卒で入社した会社員の平均年収は約250万円です。

年収250万円というのは、投資的に考えると元本は自分自身で、リターンは250万円ということになります。

1年間で250万円のリターンを出そうとしたら、5,000万円を年率5%で運用しなければなりません。

つまり元本である自分自身は、金融資産としたときは5,000万円として投資されていることになります。

仮に年率3%だとしたら、元本は8,300万円必要になります。

人的資本(自分自身)を使えば、これだけのリターンを生み出せるので、結局は自分自身でまずは働いて稼ぐことが最も効率の良い投資になります。

・正しい自己投資を

多くの人はこれだけのリターンを出すことができる資産は、人的資本しかありません。

金融資産を5,000万円以上持っている人は、日本の1割にも満たない人たちだからです。(参考:野村総合研究所|日本の富裕層は127万世帯、純金融資産総額は299兆円と推計

金融資産を(まだ)持っていない人が取れる戦略としては、人的資本の価値を上げることです。

人的資本の価値を上げることができる自己投資を行いましょう。

自分の価値を上げる方法は様々です。

その中で、若いうちにお勧めなのは、「経験」に投資をすることです。

目先の年収を伸ばすことより、40代、50代になったときにも知見広く稼げるようになるため、若いうちは多くの初めての経験をしておくのが良いと思います。

「経験」というとザックリしてますが、これはなんでも良いです。

仕事で失敗したり、一人で旅をしてみたり、目上の人と飲みに行ったりなど自分の経験値になるような体験です。

できるだけ身軽で頭がクリアなうちに、いろいろなことをやってみて、自分の土台を作っていきましょう。

MEMO

とは言えども若いうちから投資の勉強をしておくことは、後々大きなアドバンテージになります。最初は効果が薄いですが、今後の練習のために早いうちに証券口座は作っておきましょう。(もちろん作るのは無料です。)

20代という貴重な時間を悔いのないよう過ごす

20代は日々新しい経験ができます。

初めて仕事をして会社の仕組みを知ったり、いろいろな人と出会ったりします。

これほど素晴らしいチャンスは、もう二度と訪れません。

30代、40代になってからも多く新しい経験はありますが、20代の時ほど感受性豊かに新しいことを吸収するのが難しくなります。

人は年をとるほど、時間が過ぎるのが早くなると言います。

これは以前に経験したことがあることには、刺激が減り意識に残らなくなるから起きる現象です。

若い時は、多くの刺激(経験)を受けることのできる時間だと意識するだけで、吸収できることを見つけられます。

できることならまた20代に戻りたい。。。

・都会で過ごすことのメリット

若い時は都会で暮らしてみるのをお勧めしています。

なぜ若い時は都会で過ごすことが良いかというと、都会には多くの成長機会があるからです。

都会には多くの人がいるので、様々な価値観の人と出会うことが出来ます。

人は他人からの刺激で影響を受けて変化するので、多くの経験を通して成長速度を早めることが出来ます。

またビジネスチャンスも都会の方が多く存在します。

仕事は人が集まるところに生まれるので、やはり都会の方が有利です。

関連記事:都会に住むことが合理的な理由【都会と田舎、どちらを選択するかで人生が変わります】

新社会人だからこそのストレスがある

社会人になると環境が変わって、多くのストレスがあります。

・新しい環境でのストレス

大学生の頃は、ストレスと無縁の生活を過ごしていた人が多いのではないかと思います。

社会人になると様々なルールの中で過ごすことになり、いたるところでストレスを感じるようになります。

特に人間関係によるストレスが大きいと思います。

・職場の人間関係

今までは同世代と過ごす時間が圧倒的に多かったですが、会社に入るといきなり自分の親世代の人たちと一緒に仕事をすることになります。

友達同士では簡単に通じていたコミュニケーションが、世代が違うだけで全く通じなくなります。

僕自身も職場内で上手くコミュニケーションを取れるようになるまで、ストレスを感じました。

・顧客との人間関係

取引先との人間関係もかなり気を使うところです。

会社の窓口として自分が話すようになるので、あまり失敗できないと気を使う部分も多くなります。

時には、横暴な態度を取る人もいるので理不尽なストレスを感じることもあります。

・通勤のストレス

学生時代は時間の縛りも緩く、好きな時間に寝て、好きな時間に起きる生活をしていた人も多いと思います。

社会人になると定時までに会社へ出社するようになるので、朝起きて出勤するのが大きなストレスになります。

ストレスはマジで万病の元!

避けられるストレスは避ける

社会人になりたての頃は、様々なストレスを抱えることになります。

慣れないストレスによって、体調を崩してしまう人や、自分のやりたいことを見失ってしまう人がとても多いのです。

避けられるものは避けていくべきです。

しかし、職場や取引先の人間関係に関しては、簡単には避けることが出来ません。

先ほどあげた中では実践できるものとして、通勤によるストレスは、住む場所によって避けることができます。

毎日の通勤が楽になれば、より仕事に集中できるようになります。

通勤による体力と時間の消耗を減らして、万全の状態で過ごせるのでストレスを減らすことが出来ます。

最も大事な資産である自分を守り、成長するための時間を作るという意味で、住む場所は選ぶべきだと思います。

関連記事:住む場所を変えることで成功する理由|本気で成功したければ環境に投資しよう

まとめ:自己投資として職住近接をする

初めて社会人として働き始めた時は、色々なことがわからず苦労しました。

仕事のやり方なんてわからないし、仕事を教えてくれる先輩の顔色を伺いながら仕事を覚えていくのを続けていました。

そんな毎日なので、当然ストレスもたまると思います。

これから社会に出る人、社会人になって2、3年の人たちは、まさに社会の荒波に揉まれている最中です。

病んでしまうほど辛ければ辞めてもいいと思います。

自分自身が一番の資本なので、体力的にも精神的にも限界まで行ってはいけません。

ちょうどいい負荷をかけながら、自己投資をして自分の価値を上げていくことが大切だということだけ覚えておいてもらいたいです。

そのために様々な経験を積む必要があるし、不要なストレスで体調を崩してる時間が勿体無いのです。

ぜひ若い時こそ職場の近くに家を借りて、時間を作りストレスを減らす自己投資をしてもらいたいと思います。

そして通勤を減らせることから生まれる時間や余裕を使って、豊かな経験をしていって欲しいです。

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