こんにちは、まんぼうです。
社会人になってからは明らかに人生の中心は仕事になりました。
体感的には1日の半分以上は仕事のことで過ごしている感じです。
がむしゃらに仕事をしていた時には感じなかったのですが、最近は、
自分の人生仕事しかしてないなぁ
と思うようになりました。
では実際どれくらいの時間を仕事に使っているのか、見える化するために計算してみました。
仕事をしている時間は人生の約30%
1年/365日は8,760時間です。
週休2日で年間休日120日とすると、245日仕事をしています。(実際はもっと働いていると思います)
1日の仕事時間は9時間+通勤の往復に1時間で10時間です。
年間仕事時間は、245日×10時間=2,450時間になります。
この計算だと、2,450時間➗8,760時間=27.9%となるのでこれが仕事の時間となります。
だいたい30%か、意外と少ないなと思ったけど
この計算には仕事をしている時間以外が自分の時間として計算しているので、実際の体感より少なく感じるではないでしょうか?
勤務時間以外にも最低限、食事をしたり、トイレに行ったり、風呂に入ったり、歯を磨いたりする時間があります。
そして大切な睡眠時間もあります。
睡眠時間を除いたパターンで計算すると、
1日の睡眠時間を8時間として年間の睡眠時間は、365日×8時間=2,920時間
実際活動している時間は、8,760時間(1年の時間)−2,960時間(睡眠時間)=5,800時間となります。
この計算だと2,450時間(仕事をしている時間)÷5,800時間=42.2%が起きている間に仕事をしている時間になります。
個人的にはこの数字の方が体感に近い感じがします。
起きている時間の半分近くを仕事をしていることの捉え方は、価値観次第
不満を言っても多くの人にとって仕事をしている時間は生活の中で、大きな割合を占めている事は変わりません。
人によってそれが長いのか短いのかは、捉え方が違います。
考え方1、30%の仕事で、残り70%のプライベート楽しめるならOK【ワークライフバランス派】
最近多いのはこのワークライフバランス派ではないでしょうか?
自分の時間の30%は労働に使って労働で得たお金を残りの70%を充実したものにするために使っていきます。
プライベートな時間を確保するために仕事の時間を増やさないようコントロールします。
決して仕事に対して手を抜く意味ではなく過剰な労働で身体を壊さないための方法として、国全体で推進しているスタイルです。
考え方2、 30%の時間を使っているならより充実した時間にしよう【ワークアズライフ派】
人生の時間の中で仕事をしている時間は大きな割合を占めます。
なのでその時間を退屈に過ごすのは勿体無いと考えて、できる限りパフォーマンスを発揮できるよう仕事に打ち込みます。
仕事の時間の割合が増えても仕事の成功を人生の目標としてるのでまったく気にしません。
プライベートの時間よりも仕事の時間が欲しいと考えています。
僕もこの考え方でずっと仕事をしてきました。
仕事はやればやるほど成果も出て面白くなり、出世もして行くので承認欲求も満たせます。
とはいえ仕事命、会社命という価値観はもう見直した方がいい時代になっていると思います。
ライフネット生命会長である出口氏の下記の記事は、そういった考えの参考になると思いました。
2~3割の仕事と7~8割の生活――。
この割合を見れば、自分の人生にとって、どちらが重要なのかは一目瞭然です。
家族や友人はかけがえのないものですが、同じような仕事をする人はいくらでもいます。つまり、2~3割の仕事の時間は、この7~8割のライフ、すなわちプライベートな時間を支えるための手段でしかないのです。
だから、僕があえて言いたいのは、人間にとって、仕事は「どうでもいいもの」であるということです。
職場の人間関係がうまくいかない、仕事の内容が難しくて理解できない、営業の成績がぜんぜん伸びない、出世に取り残されている……など、現代の日本社会では、仕事上の悩みを抱える人が数え切れないほど存在します。
会社の健康診断を請け負っている医療機関の人から、「日本では抗うつ剤を使っている大人が多すぎる」という話を聞いたことがありますし、仕事に行き詰まって自殺してしまう人さえいます。
仕事をしていれば、誰にでも悩みは付き物ですが、一方で、先述した通り、仕事の時間は人生の2~3割に過ぎないということを知っていれば、「たかだか2~3割の仕事にこんなに悩んでいてもしょうがない」「たかだか2~3割のことだから、上司や周囲の目など気にせずに、自分の信じることを思い切ってやってみればいい」と思えるのではないでしょうか。その方が、よい結果が出るかもしれません。
人生は楽しむためにあるものです。仕事や職場は決して人生のすべてではありません。それらを背負い込み、思い悩みすぎて自分を壊してしまうとしたら本末転倒もいいところです。
どうしても仕事がうまくいかなければ、無理することなく、職場を替えてしまったらいいのです。
経営者の僕が、仕事は「どうでもいいもの」だと言うと、怒る人がいるかもしれません。
しかし、そうした姿勢で仕事に向き合うことによって、従業員のうつや自殺が減るのだとしたら、社会にとってどれほどプラスになることでしょう。
高度成長時代ほどではないにせよ、今もなお続いている仕事命、会社命という古い価値観は、もう見直したほうがいいと思います。
引用:還暦起業家・出口治明氏が、日本の悪しき仕事観を斬る!「所詮仕事は人生の2〜3割」BEST TIME
自分の時間価値を上げよう!
今の僕は働きたくないからこそ働こうと思っています。
矛盾してますよね笑
将来に今ほど一生懸命会社にコミットして働かなくても生活していけるようにしたいと考えています。
そのための基盤づくりとして、人生100年あるうちの2、3年くらい頑張ってみようと思ってます。
人生の中で仕事はほどほどに、
そのために仕事を頑張る。
そんなスタンスの今日この頃でした。